こんにちは。
群馬県全域(伊勢崎市・太田市・館林市・桐生市・前橋市・高崎市など)、埼玉県一部地域(本庄市・深谷市)で健康保険を使った訪問リハビリ・訪問マッサージをおこなっている、ぐんま訪問リハビリセンターです。
今回は、下記に当てはまる患者様、ご家族様に特に読んでいただきたい記事となっております。
①脳梗塞後遺症などで入院していたが、今から病院を退院しようと思っている
②脳梗塞後遺症などで入院していたが、病院を退院して、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの施設に入った
③脳梗塞後遺症などで病院に入院していたが、病院を退院して自宅に戻った
脳梗塞になってしまったら抑えてほしい3つのリハビリ
まず、脳梗塞後遺症になったら抑えてほしい3つの言葉があります。
①急性期リハビリ(目安:発症~2週間程度)
病院に搬送されて意識が戻ったらすぐに行われるリハビリです。
悪くならないようにする事を目的に行われます。
次の回復期に備えるための期間です。
②回復期リハビリ(目安:急性期に移ってから3~6か月)
急性期を終えた後に、行われるリハビリです。
搬送先の病院に充分なリハビリ設備が無い場合はこの段階でリハビリの専門病院に移るケースもあります。
回復期のリハビリが最も大事です。
脳梗塞などで麻痺が残り、機能が低下してしまった部位を改善したり、麻痺していない側の部位だけで日常生活を送れるようにするための実践的なリハビリが行われます。
回復期リハビリでは主に、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)と呼ばれる専門のリハビリスタッフがついて、各1時間程度、集中してリハビリを行うのが特徴です。
この回復期は身体機能の改善が最も見込まれる期間なので、回復期のリハビリをいかに頑張るかで、その後が大きく変わってくると言っても過言ではない位大事な期間です。
患者様、ご家族様ともに希望をもって、頑張って回復期のリハビリに取り組むことが非常に大事です。
③維持期リハビリ(目安:発症から6か月以降)
退院後に自宅や施設などで行うリハビリです。
維持期は医療保険ではなく、介護保険を使ってのリハビリがメインとなります。
介護保険は「機能を改善する事」は目的としておらず、「現状維持が目的」となので、
退院後に充分なリハビリが受けられないケースが多く見られます。
病院への入院には日数制限があるのをご存知ですか?
なお、医療保険が適用される病院でのリハビリは、入院に日数制限があります。
・脳血管障害では150日
・高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害(言語障害など日常生活に支障が出るレベル)では180日
となっております。
ここまでを抑えて頂いた上で、あなたにお伝えしたいことが3つあります。
脳梗塞になってしまっても歩けるようになったり、社会復帰されているような方は下記のような特徴がよく見られます。
脳梗塞になってしまったら押さえておきたい大事な3つのポイント
①最も回復が見られる急性期・回復期にしっかりとリハビリに取り組むこと
維持期に入ってから良くなるケースももちろん見られます。
しかし、一般的には機能の回復が最も見られるのは急性期・回復期です。
急に身体が動かなくなって不安もあると思いますが、そこで諦めてしまっては良くなりません。
「必ず良くなる!治してみせる」と自分を信じて、急性期・回復期はリハビリを頑張るのが1つめのポイントです。
②可能な限り、最大期間、病院に入院してリハビリを受ける事
この2番目のポイントが1番大切です。
急性期・回復期が最も良くなる時期だからという理由だけではなく、病院を退院してしまうと、リハビリをする機会がほとんど無くなってしまうという事実があるからです。
なぜなら、退院してしまうとほとんどの方が介護保険を使いますが、
介護保険は「良くなる事」が目的ではなく、現状維持が目的だからです。
特に、有料老人ホームなどの施設に入ってしまうと、リハビリをできるスタッフが殆どおらず、1週間に30分もリハビリができないというケースもよく見られます。
これは、施設が悪いのではなく、介護保険という制度がそのような制度趣旨のため、仕方のない事なのです。
当社にも、施設や自宅に戻ってから充分なリハビリが受けられていないというご相談の電話が多く見られます。
そのためにも、このブログを読んでいただいたあなたには、是非、可能な限り最大日数、病院に入院できるよう相談員さんや医師に相談をして、理学療法士さん、作業療法士さん、言語聴覚士さんから充分なリハビリを受けてください。
③維持期(退院後)も早期にリハビリをできる環境を作る事
介護保険は原状維持が目的となっているという話をしました。
介護保険にも訪問リハビリという制度がありますが、介護保険には枠があるのと、理学療法士が足りていないという理由もあり、満足なリハビリを受ける機会が減ってしまう方が多いです。
そういった時に利用を検討していただきたいのが、健康保険(医療保険)を使った訪問リハビリ・訪問マッサージです。
リハビリに力を入れている業者さんであればより良いと思います。
できれば、
・病院でのリハビリ経験などがあるか?
・理学療法士などは在籍しているか?
・リハビリに力を入れているか?
などを聞いて頂いて、ご自分に合ったリハビリスタッフを見つけることが大切です。
ぐんま訪問リハビリセンターでも、本庄市の岡病院や、伊勢崎市の美原記念病院、太田市の城山病院などでリハビリを担当していたスタッフや理学療法士(PT)を持ったマッサージ師などが在籍しています。
無料体験も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
本日の記事が皆様のお役に立てば幸いです。
ぐんま訪問リハビリセンター
https://gunma-rehabili.com/
群馬県伊勢崎市日乃出町492‐5‐101
【通話料無料】 0120‐187‐497