実は重要!歩行訓練をする際に必要な装具の選び方

こんにちは。

群馬県全域(伊勢崎市、太田市、館林市、桐生市、前橋市、高崎市など)、埼玉県の一部地域(本庄市、深谷市)で健康保険を使った訪問リハビリ・訪問マッサージをおこなっている、ぐんま訪問リハビリセンターです。

 

今回は、脳梗塞や脳出血を発症して、ある程度リハビリを頑張って歩行訓練をやろうと思っている方のために、正しい装具の選び方をお伝えいたします。

なぜ脳梗塞や脳出血後遺症の患者様は装具を使いたがらないのか?

 

片マヒがあるにも関わらず、装具を使わないと下記のようなデメリットが生じます。

☑転倒のリスクが高まる
☑下肢の痙縮(突っ張ってしまう事)が強まる
☑関節が変形してしまう

このようなデメリットがあるにも関わらず杖や装具を使いたがらないのは、「マヒが目立ってしまうのではないか」と本人が思い込んでしまい、使用したがらないケースが多いからのようです。

 

しかし、実は下肢に装具をつけた方がリハビリの治療成績が良いというのはデータに現れていますので、是非、恥ずかしがらずに装具をつけてリハビリに励んでいただきたいと思います。

装具の種類

 

装具には大きく分けて2種類あります。

 

①長下肢装具(足首から膝、太ももまで固定する装具)

このような長い装具は、歩く際に膝が曲がってしまい体重を支えられない場合に用います。

 

②短下肢装具(足首からふくらはぎを固定する装具)

このような短い装具は、つま先が下がってしまい持ち上げる力が無い方が用いる装具です。

長い装具を使う場合に注意すべきポイント

 

どちらを使うかは理学療法士(PT)さんとも相談になるのですが、最初は長い方の装具でしか歩けない場合でも、起立着席運動(立位訓練)やベッド上での体幹を鍛えるリハビリを頑張る事により、筋力強化やバランス力の向上が見込めますので、いずれは短い装具で歩けるようになる事も多いです。

だから、最初は長い装具を使う場合でも、太ももから膝の部分(上の部分)は取り外せるような軽いプラスチックタイプ素材の装具がおススメです。

短い装具を使う場合に注意すべき3つのポイント

 

短い装具は、長い装具と違って種類が多いのが特徴です。どれを選べば良いのかわからないという声が多く挙がるのがこの短い方の装具です。

短い装具を使い場合のポイントとしては3つあります。

 

自分一人で着脱しやすくて、歩きやすい事

この①に関しては殆どの方が、意識して選ばれていますので、大丈夫なのですが問題は下記の2つです。この2つは見過ごされることが多いので気を付けてください。

 

②脳梗塞後遺症によるマヒが軽い場合は柔らかい素材でできている装具を選び、マヒが重い場合は固めでしっかりと支えてくれる装具を選ぶ事

脳梗塞などによるマヒが軽い場合に固めの装具を使ってしまうとかえって歩きにくくなってしまうので屈伸できるような柔らかめのタイプを選んだほうが良いです。

逆に、マヒが重い場合に柔らかめの装具を使ってしまうと、しっかりと装具が支えてくれず転倒の危険性があるので固くてしっかりと支えてくれる金属製の装具を選びましょう。

 

③外出が多い方は靴型の装具の方が良い。外出が少ない方はプラスチック製の装具が使いやすい。

どういう用途で装具を使う事が多くなりそうかを予め考えておくと良いです。

 

今回は地味ですが、脳梗塞後遺症の患者様の歩行の際に大切な、装具の選び方について説明いたしました。

少しでも脳梗塞後遺症でお悩みの患者様のお役に立てれば幸いです。

 

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