転倒して大腿部を骨折してしまった場合のリハビリのポイント

こんにちは。

群馬県全域(伊勢崎市、太田市、館林市、桐生市、前橋市、高崎市など)、埼玉県の一部地域(本庄市、深谷市)で健康保険を使った訪問リハビリ・訪問マッサージをおこなっている、ぐんま訪問リハビリセンターです。

今回は、脳梗塞や脳出血で片マヒがある患者様が転倒してしまって、大腿部の頸部を骨折してしまった場合に注意すべきポイントを説明いたします。

実際に大腿部を骨折してしまった患者様はもちろんですが、転倒して寝たきりになるのを防ぐという意味でも脳梗塞や脳出血で片マヒがある患者様全員に読んでいただきたい記事となっております。


大腿骨頸部の骨折は寝たきりになりやすい

脳梗塞や脳出血の患者様は転倒してしまうリスクが高く、転倒時にマヒしている側の大腿部の頸部を骨折する事がよくあり、大腿部を骨折してしまうとそのまま寝たきりになってしまうケースが非常に多くなっています。

大腿部の骨折では4割の人が寝たきりになるというデータもありますので、脳梗塞や脳出血の後遺症で片マヒがある方は転倒をしない事を最優先に生活・リハビリをする事を心がけてください。

しかし、大腿部を骨折してしまったとしても早期手術早期リハビリを行う事で骨折前の歩行機能に戻す事は充分に可能ですから、今回の記事をしっかりと読んで手術・リハビリに取り組んで、寝たきりになる事が無いようにしてください。


大腿部頸部を骨折してしまった場合に抑えておきたい3つのリハビリのポイント

大腿骨頸部を骨折してしまった場合は

☑24時間以内の早期手術
☑手術後、早期(当日もしくは翌日から)リハビリの開始
骨折していない側のリハビリを重視する事

の3点が非常に重要です。

日本のケースだと、骨折後3‐5日で手術が行われて、急性期病院で2-4週間の入院をします。その後、回復期病院に転院して2-3か月間入院をしてリハビリをするケースが多くなっています。一方、アメリカやヨーロッパのケースでは、骨折後24時間以内に手術が行われ、手術直後から充分なリハビリが行われます。

日本において、大腿骨頸部骨折による寝たきりが多いのは、こういった早期の手術・早期リハビリが徹底できていないからだと言われております。


大腿骨頸部骨折の種類とリハビリの注意点

まず、大腿骨頸部骨折には2つの種類があります。

①内側型(大腿骨頸部骨折⇒人口骨頭置換術が行われる
②外側型(転子部骨折、転子下骨折)⇒骨接合術が行われる

内側型と外側型があり、行う手術も異なりますが、術後のリハビリはそれほど変わりません。
いずれの場合も

術後、早期にリハビリを開始する
骨折していない側のリハビリを強化する事

が大切です。


骨折した側に体重をかけても良いのか?注意点は?

早期にリハビリを行うとなった場合に、気になるのが『骨折した側に体重をかけても良いのか?』という点だと思います。

手術後は医師と相談の上、リハビリを行うのは当然ですが、一般的には

・内側型(人口骨頭置換術)の場合は、術後すぐに体重をかけても大丈夫です。
・外側型(骨接合術)の場合は、術後早期から体重をかけても良いと言われています。

※ただし、内側型(人口骨頭置換術)の場合は、内旋や内転をしてしまうと脱臼の可能性があるのでそこは注意が必要です。


大腿骨頸部骨折のリハビリでは、起立-着席運動や歩行訓練などで下肢の筋力強化に努めることが非常に大事です。

この時のリハビリでも骨折していない側のリハビリが非常に重要となります。
骨折していない側が弱ってしまうと、両足の筋力が低下してしまい歩けなくなってしまう危険性があるからです。

脳梗塞や脳出血のリハビリでは、マヒしていない側のリハビリが非常に重要ですが、大腿骨頸部骨折の場合も同様に、骨折していない側のリハビリ(筋力強化)が重要になります。

 

今回の記事を読んでいただき、転倒をしてしまい、大腿骨頸部を骨折してしまっても焦らず、早期手術、早期リハビリというキーワードを忘れずにリハビリに取り組んでください。

 

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