脳梗塞・脳出血後遺症による言語障害への対策

こんにちは。

群馬県全域(伊勢崎市、太田市、館林市、桐生市、前橋市、高崎市など)、埼玉県の一部地域(本庄市、深谷市)で健康保険を使った訪問リハビリ・訪問マッサージをおこなっている、ぐんま訪問リハビリセンターです。

今回は、脳梗塞や脳出血の後遺症による言語障害への対策をお伝えいたします。

軽視されがちな言語障害

 

言語障害は、マヒによる歩行障害などに比べると軽視されがちですが、患者様自身の気持ち・思いが家族や相手に伝わらないのは非常にストレスがかかりますし、聞き手にとっても負担になります。

会話がうまくできないと、患者様自身も積極的にコミュニケーションをとらなくなってしまい、話す機会が減り、ますます話せなくなるという悪循環も生じてしまうので、軽視せずしっかりとリハビリに取り組んでください。

言語障害は失語症と構音障害に分けられます

 

失語症と構音障害は全く違う障害です。
それぞれについて簡単に説明いたします。

失語症とは

 

失語症は、「話す」、「聞く」、「読む」、「書く」の4つの行為のすべてに障害が現れます。
左大脳皮質に病変(梗塞・出血)が起こった時に生じます。

左脳の前部分(ブローカー領域)に梗塞や出血が生じると、
☑相手の言葉を理解することはできる
☑言葉がスムーズに出ない
☑ぎこちない話し方になる

左脳の後ろ部分(ウェルニッケ領域)に梗塞や出血が生じると、
☑スムーズに話はできる
☑理解できない内容を話す
☑言葉に間違いが生じるケースが多い

などの特徴がみられます。

構音障害とは

 

構音障害は「話す」という行為にのみ障害が発生し、「聞く」「読む」「書く」は正常に行えるのが特徴です。

脳梗塞や脳出血による麻痺によって、言葉を発声させるのに必要な唇、舌、のどなどの器官の動きが悪くなることで生じる言語障害です。

構音障害は
☑声が出づらい、かすれる
☑言葉が不明瞭

という特徴があります。

※失語症と構音障害との違いは文字盤でコミュニケーションをとると分かります。
失語症の場合、文字盤を理解できないので文字盤を使ってもコミュニケーションが取れないのに対し、構音障害の場合は文字盤を理解できるのでコミュニケーションをとる事が可能です

言語障害のリハビリ

 

言語障害へのリハビリには、「言語聴覚士(ST)」という専門スタッフがリハビリを行います。具体的には、分かりやすい言葉を発するための訓練と、話し言葉を理解するための訓練をします。言葉によるコミュニケーションが難しくてもジェスチャーを使ったりすることでコミュニケーションをとる事は可能ですので希望をもってリハビリに取り組んでください。

以下、失語症と構音障害でさらに細かく分けて説明いたします。

失語症の方へのリハビリのポイント

 

失語症の方のリハビリの際に最も大切なのは,

家族の根気強さと家族が患者様の心の支えになってあげる事の2点です。

患者様が言葉を話そうとしている時に先回りしてこちらが言葉を発したりしない事
患者様が言葉が出づらそうにしている時に焦らせない事

失語症の回復には早くても1-2年、長いと4-5年かかってしまう事もあります。

家族や友人と楽しく会話をできるようになる事が失語症の改善には最も大切です。
楽しく環境ができる環境を作ってあげる事を心掛けてください。

構音障害の方へのリハビリのポイント

 

構音障害の方のリハビリでは、

頬を膨らませたりする口の運動
舌を左右に移動させる運動

などの口の動きを改善する事で声が出しやすくなります。

また50音や短いフレーズを繰り返し発声することも効果的です。

 

ぐんま訪問リハビリセンター
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